相続手続き

ご家族の“これから”を支える、安心の手続きサポート

相続とは、単なる「名義変更」や「財産の整理」ではありません。
それは、大切な人を亡くしたご家族が、新しい生活に向かうための第一歩

当事務所では、相続手続きの代行だけでなく、残されたご家族が安心して前に進めるよう、心に寄り添ったサポートを心がけています。

相続手続きとは?

相続は、すべてのご家庭に関わる身近な問題でありながら、その手続きは決して一筋縄ではいかないのが実情です。

「相続」と聞いて、どんな手続きを思い浮かべますか?
不動産の名義変更や銀行口座の解約──そんなイメージを持つ方が多いかもしれません。

しかし実際には、戸籍の収集や相続関係の確認、役所や金融機関、法務局、保険会社などへの届出など、多くの手続きが複雑に絡み合っています。

しかも、どの手続きをいつ・どの順番で行うかによって、かかる費用や労力、トラブルのリスクも大きく変わってきます。

相続手続きの勘違いにご注意を|よくある相談事例と解説

不動産の名義変更って法務局に行けばいいんですよね?

鈴木豪人

相続人の同意をまとめた遺産分割協議書が必要です。
1人でも同意しないと登記できません。

銀行口座名義を変えるだけですよね?

鈴木健志

実際には、戸籍・印鑑証明・残高証明・相続関係説明図など複数の書類が必要です。銀行によって手続きも異なります。

相続放棄をするので、なにもやらなくていいですよね?

鈴木豪人

相続放棄は家庭裁判所に申述書を提出し、受理されなければ効力がありません。期限(3ヶ月)にも要注意です。


一見シンプルに思える相続手続きも、実際には複数の書類や準備が必要になることが少なくありません。
法律や制度に関する一定の理解が求められる場面も多く、初めての方にとっては戸惑いやすいのが実情です。

また、ご家族の構成や財産の内容によって必要な手続きは異なり、すべての方に共通する「これだけで十分」と言える方法は存在しません。

さらに、手続きに不備があると、そのたびに修正や再提出が求められ、思った以上に時間や労力を要するケースも少なくありません。

相続に関してよくある手続きを一覧にまとめました。
必要な対応を把握する参考として、ぜひご覧ください。

主な相続手続き一覧

相続手続きにはさまざまな種類があり、内容によって必要書類や進め方が異なります。

種類手続き内容
相続人の確定被相続人の出生から死亡までの戸籍を集め、誰が相続人かを明らかにします。
財産の把握預金や不動産、株・保険などの財産を調査し、残高や所有状況を把握します。
遺産分割協議書面で合意を交わす必要があります。※口頭での合意は法的効力がありません
不動産の名義変更登記申請を行わないと売却不可。相続人が増えるほど手続きが複雑になります。
預金の解約・名義変更銀行の定める書類と協議書が必要。不備があると再提出が求められます。
相続放棄・限定承認マイナスの財産がある場合に重要。家庭裁判所へ3か月以内に申述します。
年金・保険の手続き給付金の請求や年金停止など。期限内に行わないと受け取れない可能性も。
POINT

手続きは同時並行で進める必要があることも多く、 時間・労力ともに大きな負担になることも少なくありません。

相続手続きの流れ

相続が発生すると、「何から手をつければいいの?」と戸惑う方がほとんどです。
ここでは、相続手続きの流れを図でわかりやすくご紹介します。

STEP
遺言書の有無の確認

遺言書がある場合は、その内容に従って相続を進めるのが原則です。
自筆証書遺言が見つかった場合は、家庭裁判所で「検認」という手続きが必要になります。

STEP
相続人の確定

戸籍を取得して、法定相続人を確認します。
被相続人の出生から死亡までの戸籍を集める必要があり、時間がかかる場合もあります。

STEP
相続財産の把握

預金や不動産、株式、負債の有無などを調査します。
財産の種類や所在を正確に把握することで、後の手続きのトラブルを防ぎます。

STEP
遺産分割協議

相続人全員で話し合い、財産の分け方を決めます。

話し合いでまとまった場合

遺産分割協議書などの書面作成

話し合いが決裂した場合

家庭裁判所に遺産分割調停を申し立て

STEP
解約・名義変更

銀行口座の解約や不動産の名義変更などを行います。
金融機関や役所での手続きが多く、不備があるとやり直しになる場合もあります。

STEP
相続税の申告

相続税がかかる場合は、10か月以内に申告・納付します。
税額は相続財産の総額や、相続人の人数などによって変わります。

相続税の基礎控除額

3,000万円+(600万円×法定相続人の人数)

専門家ネットワークで相続をワンストップ支援

相続には、法律や税金、不動産、保険、介護など、さまざまな分野の手続きが関わってきます。
当事務所では、司法書士や税理士の資格を併せ持つ行政書士が、ご相談から手続きまで一貫してご対応いたします。

さらに、弁護士・税理士・司法書士・土地家屋調査士・不動産鑑定士・社労士などの士業のネットワークに加え、不動産会社・建設会社・引越し業者・遺品整理業者・葬儀社・介護施設・霊園など、信頼できるパートナーと連携し、複雑な相続手続きも安心して進めていただける体制を整えています。

「相続の困った!」をそなえる相続行政書士法人が相続の総合窓口となり、ワンストップでサポートいたします。

まずは、どんなことでもお気軽にご相談ください。

手続きごとに別々の専門家を探す必要があり、時間も手間もかかります。

の場合

相続手続きの全体像を把握し、最適な流れと専門家をご提案。

手続報酬
スクロールできます
相続人調査(相続関係説明図作成、戸籍収集等44,000円~
第一順位の法定相続人(配偶者及び子)の場合のみ
財産目録の作成​(財産調査含む)110,000円~
遺産分割協議書の作成​33,000円~
銀行口座の解約(1金融機関につき)33,000円~

※すべて税込価格です
※報酬額は目安です。案件内容によって変動する場合があります

お問い合わせ

まずは無料でご相談ください

外出が難しい方や、ご家族のそばで話を聞きたい方のために、ご自宅や介護施設・病院などへの無料出張相談も行っています。

出張相談をご希望の方も、お問い合わせフォームまたはお電話でお気軽にご連絡ください。